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橘読書感想記

橘の、個人的な読書感想記録用ブログ

坂木司『何が困るかって』

まさか一日で読み終えるとは自分でも思わなんだ…

『短劇』以来の短編集だよね。『短劇』読んだのがこれまたかなり前だからあれだけど、『短劇』はホラー色強くてめっちゃ怖かった覚えがある。
けど『何が困るかって』は、サイコっぽさっていうの、人間そのものの怖さのほうが強い。私こっちのほうがいいな。『短劇』より怖くない。
いや、怖いっちゃ怖いけど、怖い種類が違う。

1話目から、してやられた感すごかった。

基本的にどの話もキャラの名前ははっきりとは書かれてなくて、なんとなくの年齢と性別しかわかんないし、ほかのキャラも「あなた」「あのひと」っていう抽象的な表現がほとんどだから、これくらいの人かな?って思いながら読んでたら、あ!え⁉︎Σ( ゚д゚ )ってなる。

「洗面台」は個人的にかなり好き。
作者忘れたけど『俺、リフレ』って作品と同じ書かれ方。
「カフェの風景」は現代あるあるだよな。
「もうすぐ五時」はすっげ物悲しい。あの時間特有の物悲しさが加算されてる気がする。
「仏さま〜」のあとが「神様〜」なのは笑った。